今回、円筒を出力してみました。
モデルはFreeCADで作った以下の形状です。
外形10mm, 長さ10mmの円筒に、内径0.4 mm, 0.8 mm, 2.0 mmの穴をあけてみました。
一度、このデータをFreeCADの標準保存データであるFCStd形式で保存して、モデルのBodyを選択状態にして、
メニューの中からエクスポートを選択して、STLデータとして保存します。
Qidi Printを実行し、上で保存したSTLデータを読み込みます。
読み込みはQidi Printのメニューからファイル→ファイルを開くで行えます。
エクストルーダーが2つあるので、今回は右側にABSをセットして以下の設定でプリントしてみます。
モデルを選択した状態で、どちらのExtruderで印刷するかを指定します。
選択したいExtruderが有効でない場合はメニューの設定→Extruderで有効になっているかを確認します。
メニューのファイル→名前をつけて保存で、G-codeファイルとして保存し、保存したデータをUSBメモリにいれ、X-proのUSBポートにさします。
X-proのノズルをプレヒートして、ステージの調整を行い、USBメモリのデータを読み込んでプリントを実行します。
結果は以下の通りです。
作成時間: 21分
使用電力: 0.07 kWh
<上面 *造形時のノズル側>
<側面>
<下面 *ステージ側>
0.4mm, 0.8mmの穴は完全につぶれてしまいました。また、上面には割れもみられました。筒の縁の下面は太めになってます。
中心の2.0 mmの穴は上と下でサイズが違いました。
反りや穴のサイズ調整は後加工でどうにか直さないといけないですが、小さすぎる穴はABSでは難しそうです。
参照リンク
ビルド可能サイズ: 230 x 150 x 150 mm
レイヤー解像度: 0.1 - 0.4 mm
位置精度: (X/Y/Z) 0.01/0.01/<0.001 mm
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